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やる夫のクロノトリガー の感想

タイトル通りクロノトリガーを原作としたやる夫スレ。完結済み。
鬱屈した話、救いのない話、ちょっとしたエロが好きならお薦め。
というのもこの作品実に暗い。明るい所があるだけ余計に暗さが目立つ。
話を読んでいると結末が暗そうなのは分かるけど、一筋の希望は見える中で
それごと叩き潰されるくらいには救いがない結末となっている。

原作はクロノトリガーであるがクロノトリガーの要素は舞台となっている
世界観程度でストーリー自体は全く違うものとなっている。いや、確かに
ゲートに巻き込まれ各時代を旅するのは間違いないのだが。原作のイベントや流れとは
ほぼ別物と言っていい。

かなり長い話で、とあるまとめの話では240話程度。やる夫はゲームの主人公のように一切喋らず
表情と身振り手振り、相手の反応で察しながら進行することに成る。後々の伏線なのだがそれはそれとして
心理面をじっくり描いていく作風でコマが相応に多い。慣れないうちは冗長とした感じを受けると思う。
しかしこのはっきりと台詞にはせず、ちょっとした表情の変化で見せてくるやり方がキャラの心理を
想像させるような形で嵌る人には嵌る癖になる独特の作風で良い。
同時に、このようにキャラを掘り下げている所があるからこそ物語の暗い面が映える。
実に生々しさを見せつけてくれる。それはエロスにも繋がる。正直この作者のエロ中心の作品が見たい。
脱線した。

このようにキャラが出す表情と雰囲気を楽しむ作品であり、時には幸せそうなキャラが
一転不幸に転げ落ちるのを楽しむ作品である。不幸とはただ不幸なだけでは読むに耐えないが
しっかり描写したキャラな故に感情移入させられ目を離すことが出来ない、この物語の顛末は
どうなってしまうのかと言うような惹きつける何かをもった物語だったように思えた。

ヒロインの一人であるルイズは当初大変我儘で無礼なお姫様として登場する。
恐らくかなりイラッとするだろう。しかし彼女の家庭事情、次第に世間ずれして、素直に成っていく様子に
手のひらを返す人も少なくないのではないだろうか。まあ、とんでもなく酷い目に合うのだから
多少は成長するのも当然かも知れないが。残念ながら幸せには成れなかったが
物語を盛り上げてくれたし実に可愛いキャラをしていたので好きなキャラの一人だ。

最後に、クロノトリガーの設定を活用したオチは非常に秀逸でした。
オチだけ読んでも良いんじゃないかな?完全なネタばらしになるけど。
読んでたら薄々こうなんじゃないか?という予想が、成る程そういう事か本当に
救いの欠片一片も無いなと徹底ぶりに舌を巻いた。

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C



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