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異世界国家アルキマイラ ―最弱の王と無双の軍勢― の感想

VRの戦略シミュレーションゲームで育てた軍団事
異世界に転移するお話。連載中。
タイトルにある通り主人公であり国の王である
ヘリアンは戦闘能力を持たないという不安を抱えながら
自分が育て上げた最強の軍勢に指示を出さなければならない。

ゲームのシステムには忠誠度みたいな物があり
反乱もあるので、それに気をつけなければいけないのが
大変そうだった。

第一章では周りの情報収集、現地人との接触、
これ系のお約束である庇護を決めて戦争に
巻き込まれていくのが描かれる。

ちょっとした手違いで王自らの強行偵察に
なるのは笑ってしまった。

内心ひやひやながら王らしく振る舞い
導こうとする姿は良かったし、転移前の
ゲーム時代の苦難を語りながら今新たな
困難を目の前に必ず乗り越えられると
演説をするのは胸に響く物があった。

ナショナリズムや愛国心を喚起させ一致団結を呼びかけるような
演説みたいな物が出てくるのは珍しいと思ったし、
盛り上がる要素だったと思う。
そこから無双の軍勢が敵国を一蹴する流れも素晴らしい。

そうであるが故に二章の展開では受け入れられない所がある。
開拓計画も忙しく暇がないというのに外交交渉の
経験を積むために商人になろうというのだ。

国同士の貿易とかでそれをやるならまだ良かったが
完全に一商人として動くのはどうかと思った。

プロローグにあった話が回収されたり、アラヒト様と
意味ありげに呟いた少女の謎などそれなりに
面白い場面もあるにはあるのだが。

一章が国としてスケールが大きく動いた話だっただけに
個人としての動きが多い二章はどうも肩透かしだった。

転移前にとある別の技術大国が衛星を飛ばし
観測した所別の大陸を発見したというのは伏線だろうか。
実は微妙にゲームと世界がリンクしていたりして
過去にも転移してきた人がいて、それがアラヒトという
名前だったのかもしれない。

この世界でもやはりゲームシステムは生きていて
死んでも残機が減る仕様なのも気になる。
何か関係性がありそうだ。

全体の感想としてはキャラは若干薄く感じられたが
王として国としての動きは中々楽しめた。
色々と面白くなりそうな要素はあるので
三章でどうなるのか見守っていきたい。

作品へのリンクはこちら。



























異世界国家アルキマイラ


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