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The video game with no name の感想

2115年の未来から見てレトロゲーとなった低評価のゲームをレビューするという
形式の作品。連載中。レビューされるゲームは2020年から2080年くらいの
今現在である2016年からすれば未来にあたる架空のゲームソフトになる。
ゲーマー、あるいはSFが好きな人にお薦め。書籍化されました。

時にはゲームに纏わる面白話なコメディとして、あるいはレビュアーの苦労話だったり
しんみりする話だったり多岐にわたると思う。

ゲームレビューサイトなら小説では無いのかな?と思いつつ読んでみたところ
未来感の有る世間話から今回ご紹介するゲームはと続き、そのゲームが
巻き起こした騒動や世間の反応を交えながら一種の物語として成立させている。
聞いていると面白そうなゲームでも思わぬオチが用意されていて低評価の理由に
成る程と思ったりする。良く出来た短編集とも言えるかもしれない。

例えばAcasiaは一緒にゲームをしてくれる美少女アンドロイドの話であるが
AIが高性能すぎた為に人間側は全く勝てず、ネットの対戦ゲームなども
遊べるものだから人間離れした巧いプレイヤーはAcasiaだと言われる。
では批難一色かと言うとそうでもなくAcasiaに高難易度のゲームをプレイさせ
軽々とクリアしていくのを見て楽しむという遊び方も見つかったりする。
しかし決定的な問題が起き……それが今(2115年)の生体認証に繋がる。

という具合に、未来とはいえ想像できる範囲の問題で分かりやすい。
解説の文章が分かりやすいというのもある。読みやすく想像しやすい。
特殊な用語がズラッと並び何を言っているのか分からないということにはならない。
それでいて実にSF的な所が面白く、また進み過ぎた科学にゾッとすることもある。

正直一話一話の出来が大変良いので一話毎に語って行きたくなるが流石に面倒なので辞める。
ゲームを通して伝わってくる社会、未来表現は素晴らしい。ゲーム好きなら共感する人も多いだろう。
それだけ良く出来た世界を構築しているので好きな人はドハマリすると思う作品でした。

作品へのリンクはこちら。






























レゲーの杜 Vol.02 ~ザ・タワー・オブ・カイ~
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