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できる夫と"Dolls"の泥臭く息苦しい百年後の未来の話 の感想

Dollsと呼ばれる生きた人形が商品として売られている世界の息苦しく生き苦しい残酷で鬱々とした話のスレ。
一応完結済み。全27話。
水銀燈、雪華綺晶、薔薇水晶、金糸雀、真紅、翠星石、蒼星石、初音ミクが登場。

R-18表記は無いが少し性描写有り。まさかやる奈で勃起する日が来るとは思わなかった。

話は各章に分かれていてそれぞれ話の中心となる人物は違う群像劇に近い構造。
捨てられたDolls、出荷前のDolls、歌手を目指すDolls、元軍用のDollsと様々な立場のDollsと
それに関わる人間たちを描く事でこの世界がどういうものかをこちらに伝えてくる。

各章は綺麗に終わっていて特に1章はこれで完結でも良いくらいに綺麗に終わっているのが凄い。
ただどれもこれも暗いし救いの無い話。明るい終わり方をしているのは2章くらいか。
悲劇であるが必死に生きているDollsと人間の姿に惹きつけられついつい読んでしまう強烈な魅力がある。

特にキツイなと思ったのは3章。落差が激しいと言うか。芸能界で夢を見せるような
話だっただけに、希望があるように思わせてから奈落の底にゆっくり叩きつけられさらに押しつぶされる。
最後カイジお前もか!ってなるの滅茶苦茶ああ無情で心を寒くしてくれる。精神的ダメージ極大だけど
でも話としては超面白いのでなんかもう笑うしかないよねって感じに。

Dollsのキャラや話も魅力だが人間側のキャラも魅力で、面倒くさいデレを見せる兄のやる夫、
こんな良い性格してるネウロ見たことないなネウロ、他にも人間臭さと弱さを見せてくれるキャラが
沢山いてどちらも素晴らしい。

最後の方は前に水銀燈に一緒に死んでくれるかの場面が有ったのに
結局一緒には死ねず無理やり生かしてるのはうわってなるし
買い替えたっぽいジュウシマツ住職が少し登場しててやはり物かペット以上の存在には
なれないのかと絶望させてくれる。

最終回近くから長らく投下が途絶え、最後は作者によるプロットが公開される。
やはり希望はなく世界は変わること無く救いが無い終わり方で覚悟はしていたが……。
ある種のディストピアにも感じられた作品でした。

まとめへのリンクはこちら。

文章で書かれた結末の話が載っているスレはこちら。
931レス目から。














ローゼンメイデン dolls talk


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