記事一覧

サバイバルヤルオ の感想

遭難したやる夫とハルヒのサバイバルと恋愛模様を描いた作品。完結済み。
サバイバル要素、料理、恋愛物が好きならお薦め。ただし物語の最初は中々重い。
なんせ性的に興奮したやる夫に覚悟を決めて体を嫌嫌許すのだから。
印象はお互い最悪と言っても良いところから本格的に話が動き始める。

飛び級で大学に行っていただけあってこのハルヒは実に賢い。遭難したのが
自分達だけと思われないよう細工をして変な気を起こさせないようにしたり
物事をズバズバ言う性格なのもあって賢そうな雰囲気に拍車をかけている。
感情を素直に表に出す子供らしい一面もある独立独歩で自儘な女性だと思った。

対してやる夫の方はパティシエの夢破れて帰郷中の料理人である。
力もあるし自前の料理器具もあるのでサバイバルに適した人物だ。
ハルヒが頭脳担当兼説明役でやる夫が労働担当兼聞き役と役割分担ができている。
最初はハルヒとの関係が最悪になるが、熱を出して寝込んだハルヒに栄養のあるものを
食わせるために危険を犯して蜂の巣を採取する行動を取ってから次第に歩み寄っていくことになる。

サバイバルといえば危険な動物、謎の建造物といった要素が鉄板である。
この作品には危険な動物は勿論のこと難破船と船員の日記や壁画や像とワクワクさせる未知の
代物が出てくるし、それを頼りに此処は何処なのか?を推理していく様も楽しい。
工夫して道具を作ったり、それで食べ物を採取したりも見所だ。
採れたての鯛や牡蠣を美味しそうに食べる様はヨダレが出てくる。

割と死にかけたりしながらサバイバル生活を送り同時に仲を深めていく二人。
ただし仲を深めると言ってもラブラブカップルという訳ではなくハルヒの態度が何処かこざっぱりとした
感じなのが魅力的だった。好意は抱いてるけど夢中には成ってないというのかな?
そんなこんなでいよいよ島を脱出するか、此処で救助を待つかという選択肢を突きつけられる。
イカダで脱出しても助かる見込みは低い。そう言われてもやる夫はイカダを作り脱出する事を決めた。

そこから物語は最終章に入るのだが……此処から先の展開は実に興奮した。素晴らしい。
マスコミに囲まれインタビューを受けるハルヒ。それをみてやはり住む世界が違うのだと
一人そっと離れ家に帰るやる夫。その後テレビで夢を叶えたハルヒを見て自分も再び一流の菓子職人になる
夢を叶えるために歩き出す。苦い終わり方だけど前向きな終わり方だな、と思っていたら続きが来た。
実はお互い勘違いをしていてハルヒとしては関係を終わらせる気はさらさらなく
勝手にいなくなったやる夫を探しまわっていた。探してもいないから仕方なく連絡を待っていたのに
一向に来ない。夢を追いかけ海外に渡っていたやる夫と偶然(本当に?)再会したハルヒは勝手にいなく
なってんじゃねえ!と殴る蹴るである。大笑いした。「あたしそんな薄情にみえる?」には土下座した。
だってリアリストでクールな面があるのがこのハルヒで……。そこは割りきっちゃったのかなと思ったのだ。
心に残るハッピーエンドでした。

まとめへのリンクはこちら。



















動画deハルヒ



関連記事



関連するタグ やる夫系(恋愛)やる夫系(完結)涼宮ハルヒ

まとめと感想サイトRSS

検索フォーム

タグリスト

シンプル親子カテゴリ

月別アーカイブ(タブ)

 

アクセスランキング

忍者広告




PVアクセスランキング にほんブログ村

アクセスカウンター